「似合う服」は、単なる体型分類だけで決まるのでしょうか。
フレイム・ファッション®は、身体の特徴と、人が服から受け取る印象や感覚との関係に着目した考え方です。
一般的な「骨格診断」は、筋肉や脂肪のつき方、関節の大きさなど、身体構造の特徴からスタイル提案を行うメソッドとして広く知られています。
一方で、フレイム・ファッションでは、
「なぜ、その服を心地よいと感じるのか」
「なぜ、違和感が生まれるのか」
という“感覚”の部分にも目を向けます。
服は、単に身体を覆うものではなく、
人の印象や気分、ふるまいにまで影響を与える存在です。
同じアイテムでも、人によって
・しっくりくる
・落ち着かない
・自分らしく感じる
・どこか無理をしているように感じる
といった違いが生まれます。
フレイム・ファッション®では、そうした感覚を、身体のフレーム(骨格・筋肉・質感など)と服の印象との関係から捉えていきます。
「似合う」を、単なる正解探しではなく、
自分自身の感覚や印象との対話として考えること。
それが、フレイム・ファッション®の視点です。
現在は、被服学・感性工学・知覚研究の視点も取り入れながら、
“人はどのように服を見て、似合うと感じるのか”について研究を続けています。
似合うアイテムにはそれぞれ、固有の特徴があります。
なんとなくの感覚だけで選んでいた服に、
「なぜ似合わなかったのか」
その理由がわかると、服選びは大きく変わります。
フレイム・ファッション®では、身体のフレームに合った服を選ぶことで、
・自然にスタイルアップして見える
・バランスが整って見える
・無理をしていないのに洗練して見える
といった変化が生まれると考えます。
たとえば、
より背が高く見える、
足が長く見える、
着やせして見える、
といった視覚的な印象の変化も、その一つです。
しかし大切なのは、単に「細く見せる」ことではなく、
その人自身の雰囲気や存在感と、服の印象が自然に調和していること。
「頑張っている感じ」ではなく、
「その人らしく見える」状態を目指していきます。
フレイム・ファッション®の診断では、
お洋服を着たまま、デコルテ・背中・腰・膝まわりなどを確認しながら、身体の特徴を分析していきます。
現在は、対面だけでなく、オンラインでの診断にも対応しております。
画面越しでも、シルエットや質感の特徴を確認しながら診断を行います。
フレイムタイプのイメージ
ストレートタイプ(つるん)
上質・シンプル・ベーシック
すっきりとした直線的な印象が得意なタイプ
ウェーブタイプ(ふんわり)
やわらかさ・軽やかさ・曲線的な印象
繊細でソフトな雰囲気が映えるタイプ
ナチュラルタイプ(ざらざら)
ラフ・カジュアル・自然体
素材感や抜け感のあるスタイルが似合うタイプ
フレイム・ファッション®では、
タイプを「制限」として使うのではなく、
自分の感覚や魅力を理解するための“視点”として活用していきます。
フレイム・ファッション®では、
「意識がカタチをつくっている」という視点を大切にしています。
身体は単なる「物理的な形」ではなく、
その人が無意識に繰り返している思考や感覚の傾向までも映し出している——
フレイム・ファッション®では、そのように捉えます。
だからこそ、単に「どの服が似合うか」を知るだけではなく、
自分自身を少し距離を置いて見つめ直すことが重要になります。
「こうあるべき」
「自分には似合わない」
「私はこういう人間だから」
そうした思い込みをいったん外してみることで、
これまで気づかなかった自分の魅力や感覚が見えてくることがあります。
「フレイムタイプ」を知ることは、
単なるファッション分析ではなく、
・自分はどんな感覚を大切にしているのか
・どんな在り方に心地よさを感じるのか
・何を表現したいのか
そうした、自分自身への理解にもつながっていきます。
人によっては、
「自分は何をしたくてこの世界に生まれてきたのか」
という人生のテーマを考えるヒントになることもあるでしょう。
また、フレイム・ファッション®では、
人の『型』は身体だけで決まるものではないと考えます。
たとえば、
兄弟順位(第一子・中間子・末子・一人っ子)や、
職場での役割、家庭での立場など、
環境によって求められる在り方も、人の印象や装いに影響を与えます。
生まれ持ったフレイムを土台にしながら、
その時々の自分の立場や感覚も含めてファッションを楽しむこと。
固定された「正解」に縛られるのではなく、
変化する自分を含めて装いを捉えていくこと。
それもまた、フレイム・ファッション®の大きな特徴です。